こんにちは。
今回はスポーツスターの持病とも言えるスプリングプレートについて書いていこうと思います。
どうぞお付き合い下さい。
スポーツスターの持病とは?
スポーツスターの持病と言われるものがあります。
それがクラッチ内にあるスプリングプレートという部品の破損です。
スプリングプレートが破損すると、クラッチ内に部品が飛び散り、クラッチ板やクラッチハウジングを傷つけてしまいシフトチェンジができなかったり、ニュートラルに入らないといった事が起きます。
スプリングプレートの破損ですが、クラッチ内部という事もあり、中々点検も難しい部品になります。
前兆としては、「ニュートラルに入りにくい」「ギアチェンジの時にうまくギアが入らない」といった症状があるのですが、クラッチワイヤーの調整やレリーズベアリングの調整をすると意外と乗れてしまうので気付いた時には手遅れ・・・なんて事もある部品です。
実際に僕もクラッチワイヤーやレリーズベアリングの調整をして乗っていましたが、気付いた時には完全にスプリングプレートが破損し、クラッチ内部をズタズタにされていました。あの時の苦労は忘れる事はないでしょう・・・
ではスプリングプレートとは何かを書いていこうと思います。
スプリングプレートって何?
スプリングプレートとは、クラッチ内部に真鍮のリベットで板バネが止められている部品になります。

この金色の真鍮部分が摩耗によって取れてしまい、金属片がクラッチハウジング内を傷付けクラッチ板が引っかかってしまいニュートラルに入らなかったりギアが入りにくかったり最悪の場合ギアチェンジができなくなってしまう事があります。
乗り方や環境に左右されるみたいですが、大体5万キロ前後でスプリングプレートが破損してしまう事が多い様です。
僕の場合は約7万キロで破損しました。こんな感じでバラバラになってしまいます。

クラッチハウジング内が傷付いてしまうとクラッチハウジングごと交換となってしまう為、高額修理は免れなくなってしまいます。
パインバレーさんの記事を見てみると色々と対策等載っているので参考にしてみて下さい。

僕の場合は3年ほど前に破損して、当時の見積もりで20万円ほど掛かると言われました・・・。
しかし、バイク屋曰く半分ぐらいは工賃となる為、自分で修理する事を勧められ自分で修理しました。
自分でやる分にはパーツ代だけで済むのでおおよそ10万円ほどで修理する事ができました。
現在は円安の影響でパーツ代が少し上がっている様ですのでもう少し金額は大きくなってしまうと思われます。
大切な愛車を長く乗り続ける為の対策をいくつか紹介していきたいと思います。
高額修理を避ける方法は?
高額修理はなんとか避けたいですよね?
高額修理を避ける為にいくつか対策を紹介したいと思います。
- クラッチの違和感を感じたらすぐに点検に出す。
- スプリングプレートを対策品に交換したり、スプリングプレートレスにする。
- オイル交換時に鉄が混ざっていないか確認する。
それではそれぞれの対策について見ていきたいと思います。
クラッチに違和感を感じたらすぐに点検に出す
基本的な事にはなりますが、少しでも違和感を感じたら点検に出す事をおススメします。
自分の愛車の違和感は皆さんが日頃から乗っているので一番わかっていると思います。
その為、少しでも「ニュートラルに入りにくい」「ギアチェンジの時引っ掛かりがある」「ギアが入りにくいorギアが抜けない」等の違和感があったらすぐに点検に出す事で大掛かりな修理を避けられるかもしれません。
スプリングプレートを対策品に交換したり、スプリングプレートレスにする
点検に出す事は大切ですが、違和感を感じて点検に出すという事はスプリングプレートが破損している可能性があります。
高額修理を避ける為には、事後対応ではなく事前対応をしていく事で高額修理のリスクは必然的に下がります。
スプリングプレートはスポーツスターの持病とも言われる部分なので、対策品も存在します。
正規品はリベットが真鍮製なのですが、真鍮という金属は柔らかい為耐久性は他の金属に比べると落ちてしまいます。
金属にも硬さがあり、アルミや銅なども柔らかい部類に入ります。金属の説明はさておき、対策品というのが、ステンレスを使っており耐久性に優れているという特徴があります。
スプリングプレートを対策品に交換する事で真鍮製に比べると破損のリスクは下がると思われます。
もう一つの対策として「スプリングプレートレス」にする方法があります。
この方法はクラッチの中に、クラッチ板とスチールプレートというパーツが入っています。
その真ん中にスプリングプレートが入っているのですが、スプリングプレートの部分をクラッチ板1枚とスチールプレートを2枚使って代替えさせるという方法です。
スチールプレートがわざわざ入っている為、何かしらの役割があるとは思いますが、実際にやっている方を見てみるとさほど変わらないといった結果が見られています。
僕も今度点検がてらチャレンジしようと思っている方法です。
交換した事でクラッチが重くなる等あるかもしれませんが気になる方は調べてもらえると良いかと思います。
僕も交換した時にはまた記事にして感想を書いてみようかと思うのでその際には是非読んでいただけたらなと思います。
オイル交換時に鉄が混ざっていないか確認する
これまで事後対応、事前対応を載せていきましたが、「不具合を早く見つける」対策をご紹介したいと思います。
スポーツスターはエンジンオイルとプライマリーオイルに分かれています。プライマリーオイルの中にクラッチが浸っている為、オイル交換時に確認をする事で不具合に気付く事ができます。
前述した様にスプリングプレートには真鍮を使っており、金色をしています。
ここが削れたり、破損しているとオイルの中に金色の物が混ざっているのがわかります。
実際に僕もプライマリーオイルを交換した時になんかキラキラしているなと感じたり、鉄粉が多いなと感じていました。
その時はスプリングプレートの存在を知らなかったので「7万キロ走っているし仕方ないか」としか思いませんでした。
当時にこのパーツの事やスポーツスターの持病について知っていれば高額修理にならずに済んだかもしれません・・・。
オイル交換を自分でする方はしっかり確認をする事とお店で依頼している方はお店の人にどんな状態だったかを確認する事をおススメします。
日頃の点検をしっかりしよう!
以上スポーツスターの持病であるスプリングプレートの破損について書いていきました。
愛車に長く安全に乗っていく為に愛車の事をよく知り、日頃の点検で少しでも不具合がないか確認する事で各部品の健康が保たれると思います。
点検は愛車の健康診断だと思って定期的に行い、いつまでも元気に走ってもらえるようにしていきましょう!
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。それでは皆さん良いバイクライフを!


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