こんにちは!
先のキャンプブームもあり「焚き火を始めた!」「焚き火をやってみたい!」と思う方もいるのではないでしょうか?
しかし、初めは「どうしたらいいんだろう?」「何が必要なの?」等ハードルが高く感じると思います。
今回は焚き火の楽しみ方や必要な物、注意点を紹介していきたいと思います!
焚き火って何がいいの?
初めに焚き火の魅力について書いていこうと思います。
焚き火の魅力ですが、有名なところで言えば癒し効果があると聞いた事はありませんか?
焚き火の火には1/fゆらぎというリズムを持っており心を落ち着かせる効果があるそうです。
実際焚き火をやっているとパチパチという音や炎を見ているとなんだか穏やかになる感じがします。
このリズムは心拍数等と同じリズムの様で、副交感神経が優位になり、心拍数が穏やかになるそうです。
文章での説明ではなんだかわかりにくいですが、焚き火をすると穏やかな気持ちになるという事ですね。
日本焚き火コミュニケーション協会のサイトで詳しく書いてあったのでリンクを貼っておきます。よければご覧ください。

個人的な焚き火の魅力についても書いていこうと思います。
僕個人としては、焚き火をする時には便利なバーナー等は使わずに小さな火種を作ってそれを育てる過程に魅力を感じています。
現代では色々便利な道具がありますが、あえて不便さを楽しむ事をしています。
また、僕には子供が2人いるのですが、子供たちと焚き火をする事で普段経験させる事のできない自然との触れ合いや達成感を味わってもらえたらと思っています。
子供たちも小さいうちから自然に触れる事でチャレンジ精神だったり、感受性が豊かになっていると感じています。
また、火が大きくなる為、視覚的にも「できた!」という達成感を感じやすいのも魅力だと感じています。
子供たちと育てた焚き火を使って料理をしたり炎の暖かさを感じる事ができるのも焚き火の良いところだと感じています。
焚き火の始め方
焚き火の始め方ですが、まずは道具を揃える事をおススメします。
やはり形から入るのが自分が焚き火を始めるイメージを持ちやすかったり、気に入った道具を使う事で「やるぞ!」という気持ちになると思います。
最低限必要なものとして揃えた方が良い物を紹介したいと思います。
- 焚き火台
- 薪割りの道具
- 火種
- 焚き火シート
- 風防
以上の物を最低限揃えれば焚き火を始められるかなと思います。
僕の場合は不便さを楽しむ為に焚き火をしている部分があるので、あまり道具を持って行かない傾向にあります。
心配な方は下調べして色々と揃えてみてください!
それではそれぞれについて詳しく紹介していきたいと思います。
焚き火台
焚き火を始めるにはまず焚き火台が無いと始められません。
話が逸れましたが、焚き火台の話に戻りたいと思います!焚き火台には様々な種類があります。
焚き火台を選ぶ時も種類がたくさんあるので選んでいて楽しいと思います。
焚き火台を選ぶ時に僕の場合はバイクへの積載を考えてコンパクトにまとまる物を選んでいます。

このタイプは収納がコンパクトになるみたいなので荷物を多くしたくない方向けと思います!
こちらはコールマンの焚き火台です。これはサイズが選べるみたいなのでお好きな大きさの物を選んでみてください!

僕はバイクの時にはキャプテンスタッグの焚き火台を持って行っています。
車でキャンプをする際には大きめの焚き火台を持っていき使い分けをしています!

焚き火台の種類によっては燃え方も違ってくるので自分のキャンプスタイルに合わせた物を購入すると楽しめると思います!
薪割りの道具
続いては薪割りの道具について書いていこうと思います。
薪割りといえば斧やナタを想像する方も多いかもしれません。
僕も車でキャンプに行く時にはナタを持って行きます。
しかしバイクではナタは少々嵩張る為、ナイフを持って行く様にしています。
薪割りで薪を細かくする事で火をつけやすくする事やさらに上級者はフェザースティックという物を作って火種にする事もあります。
フェザースティックを作るのもキャンプならではの楽しみですので是非挑戦してみて下さい!
ちなみに僕の使っているナイフはこちらになります。

スイステックのナイフです。
なぜこのナイフにしているのかというと、フルタング構造と言って、バトニングする事ができる為です。
※バトニングナイフとなっていますが、商品の注意書きでは推奨されていないのでバトニングを行う際には自己責任でお願いします。
また、ナイフの素材もステンレスとカーボンスチールという素材が一般的で、このナイフはステンレス製の為手入れがしやすいという点でも気に入っています。
また今度この辺のナイフについても書いていこうと思うのでその際には見ていただけたら嬉しいです。
火種
さて、ここまで準備したら火を点けたら焚き火を始める事ができます!
焚き火を始める為の最初の火種をどうするか?というところになってきます。
ここは人それぞれ好みもあると思います。
僕は主にジッポライターかアウトドア用のマッチを使用しています。猛者になるとファイヤースターターといった火打ち石の様な物で火を点ける方もいると思います。
僕がジッポライターとアウトドア用のマッチを使っている理由ですが、比較的火を点け易いという点とジッポライターについては、電子タバコに変えて登場機会が減った為です。笑

奥さんからのプレゼントでお気に入りのジッポだったのでずっと使いたいと思い今はキャンプで活躍してくれています。

こちらがアウトドア用のマッチになります。有名なのでご存知の方は多いかもしれません。
このマッチの良いところは、”燃焼時間が長い”事です。
屋外で火を点けるという事は、風のある中で火を点ける必要も出てきます。
そうした時に、燃焼時間の長いマッチを使う事で、比較的簡単に火を点ける事ができます。
火種を確保する方法は様々あるので、興味のある方は調べてみると面白いかもしれません。
焚き火シート
これでとりあえずは焚き火をする事ができます。
しかし、焚き火をする場所は主にキャンプ場だったりアウトドアを楽しめる場所で行うと思います。
そうした時に、自分達だけ楽しめればいいというのは少々マナーに欠けると思います。
焚き火台を使用している場合はそれほど影響はないかもしれませんが、マナーとして焚き火シートはあったほうが良いと思います。
ほとんどのキャンプ場では直火は禁止となっています。というのも、焚き火を終えた後の炭などは自然の物を使っているので土に還ると思われがちですが、実際は土に還らず残ってしまいます。
また、高温にさらされた草や土はまた生えてくるまで時間が掛かってしまいます。
そうした事を防ぐ為にも焚き火シートは使用した方が焚き火を楽しむマナーとしては必要だと思われます。
焚き火シートも色が選べたりかっこいいものが安価で売っているので是非検討してみて下さい。

こういった黒でスタイリッシュな物が1,000円前後ですので色々見てみる事をおススメします。
風防
最後は風防についてです。
焚き火をやっていると避けられないのが風との戦いです。
焚き火をやっている最中に風に煽られると火の粉が信じられないくらい飛んできます。
僕も経験があり、椅子や洋服、鞄等々色々な物に穴が開きました・・・
僕の場合穴が開くだけで済みましたが、最悪の場合洋服に引火して命に関わるケースもあります。
平成30年のデータによると、焚き火の着衣着火の件数は約3000件で2位の件数となっています。
そうした事故を防ぐ為にも、衣類は難燃の物を選ぶ事や風防で風に煽られる事を防ぐ事が大切になってきます。
風防もアルミの素材や焚き火シートの様な素材の物が沢山あるので、自分の好みやスタイルに合わせて検討してみて下さい。
まとめ
これまで色々と書いてきましたが、焚き火は癒し効果がありお子さんがいるご家庭では普段味わう事のできない経験をする事ができます。
その一方で、怪我のリスクや着衣着火等の危険も伴ってきます。
焚き火を始める時にはギア選びや準備をしっかりとして楽しめる様にしていきたいですね!
また、地面に直接焚き火をする「直火」もほとんどの場所で禁止となっています。
焚き火やキャンプをする者としては皆んなが気持ちよく焚き火やキャンプができるようにマナーは守って楽しんで下さい!
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
焚き火の楽しみ方は人それぞれなので皆さんが焚き火を始めたら自分なりのスタイルを見つけて下さいね!
それでは良いキャンプライフを!

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